今回のテーマは風俗嬢の店外デートです。
さっそくですが単刀直入に申し上げますと風俗で店外デートは禁止されています。
それでも風俗で働いているとお客様から「食事にいかない?」「〇〇へ遊びにいかない?」「〇万円で外で会えない?」などデートに誘われることは頻繁にあります。
同じナイトワークのキャバクラで行われる「同伴」や「アフター」と似ていますが、こちらは禁止どころか、むしろお店から推奨されています。
同伴やアフターと風俗の店外デート、いったい何が違うのでしょうか?
今回は風俗店ではなぜ店外デートを禁止しているのか、様々な視点から詳しく解説します。
店外デート(天蓋)は簡単に説明すると、就労時間外にお店を介さずに風俗嬢とお客様がデートすることです。
前述しましたが風俗のお仕事ではキャストとお客様が連絡先を交換・交際することはルール違反、禁止されています。
皆さまが「店外デート」と聞くとキャバの同伴をイメージするのではないでしょうか。
同伴やアフターはキャバやホステスなどの水商売ならではのサービスでまったくの別物と考えてください。
ちなみにキャバの同伴は出勤前、アフターは退勤後にデートすることです。
それでは風俗の「店外デート」とキャバクラ「同伴」とはどこが違うのでしょうか?
キャバクラの同伴の場合、出勤前にデート(食事やショッピングなど)に行き、その後一緒に来店するシステムです。
メリットは同伴バックが付くことで、お客様とはデートの後に必ず一緒に来店するのでお店側にもメリットがあります。
いわゆるWin-Winの関係なんですね~
店外デートは別の言い方で「直引き」「裏引き」ともいいます。
少し物騒なワードですよね。
風俗嬢とお客様の2人のみで風俗店が介在することがなく金銭のやりとりが行われます。
例えば60分2万円のサービス料の場合、通常ですとお店と風俗嬢で折半で1万円づつということになります。
そこでお客様から2万円払うからと店外デートしようと誘ってきたとしましょう。
お店を介していないのでマージンを取られず100%の2万円が自分の稼ぎになります。
このことは、金銭的な面を考えると風俗嬢にはメリットしかありません。
一方でお店側には何もメリットが全くありません。
それでは風俗嬢には本当にメリットしかないのでしょうか?
それにはまず、男性側の心理を考えてみましょう。
店外デートに誘う目的は皆さま推察できると思いますが、純粋にデートをしたい訳ではありません。
もちろんデート自体は普通に食事やショッピング、映画などに行くことが多いようですが、お客様はその先を期待しているのです。
目当ては本番行為、ヤリモクです。
なんせ風俗店ではもう裸の関係にあるのですから男性はSEXをしたいのです。
もちろん全員という訳ではありませんが、90%……それ以上の方がヤリモクなのは間違いないでしょう。
風俗嬢と付き合うことができ、都合のよいセフレにすることができれば、お金を使わずにSEXすることができます。
当り前ですが、セフレになってしまったら男性はお店お金を払って来店することはありません。
客が減り稼ぎが減るということになりますので本末転倒ですね。
付き合ってほしいというセリフは無料で遊べるセフレになって欲しいと解釈しましょう。
店外デートで目先のお金を手にいれることはできるかもしれません。
しかしメリットよりもデメリットの方が断然大きいです。
例えばどようなリスクがあるかというと、強姦、盗撮、ストーカーなど様々なリスクがあります。
店外で会うということは、上記のようなことがいつ起きてもおかしくないということです。
「でも、お客様もいい人そうだったし……」なんて意見もあるかもしれません。
ですが、風俗店でたった数回・数時間あっただけの人のことをどれだけ理解できているでしょうか?
何回も言いますが目的は本番行為、何があるかわかりません危険です。
しかも風俗嬢とお客様の2人だけなのでトラブルがあった場合には当事者同士で解決しなければなりません。
お店は当然助けてくれません。
怖いですよね。
しかし風俗店でのお仕事中なら、何かトラブルがあってもお店のスタッフがすぐに助けてくれます。
これこそ風俗店で働く最大のメリットではないでしょうか。
デリヘルで働いているAさんが受けたストーカー被害の実例です。
月に1回のペースで指名をしてくれていた男性からその日も指名されてホテルに行ったそうです。
その日は男性の誕生日ということだったので簡単なプレゼントを買っていきました。
プレイ後シャワーを浴びて会話していると男性から「プレゼントのお礼をしたいので食事に行きませんか?連絡先を交換してほしい」と誘われたそうです。
お店で支払う金額+2万円と食事をごちそうしてくれるとのことでOKしたそうです。
当日は食事の後ホテルでヘルスプレイをするつもりだったのですが、男性からの強引さに負け本番までしてしまったようです。
Aさんは後悔の念に駆られました。
その後も定期的に誘われ、最初は断っていたのですが、だんだんしつこく交際も求めてくるようになりAさんは無視するようにななりました。
するとお店に嫌がらせの電話が頻繁にかかってくるようになったり、待ち伏せされたり危険を感じるようになりました。
結果、お店にいることできなくなり、引っ越すことを余儀なくされてしまいました。
押しに弱い・誘いを断ることが苦手な女性もいると思いますが、お金を稼ぐことが目的だったのにそれが嫌でお店を止めてしまってはもったいないですよね。
ここでは店外を断る方法をご紹介します。
「お店のルールで禁止されている」というのは嘘偽りがなく一番ストレートな言い回しです。
「罰金がありバレたらクビになる」
「実際に店外がバレてクビになった子がいる」
このような断り方をあらかじめ考えておくことでストレスなく断る事ができます。
女性に迷惑がかかると分かれば一般的な男性は引いてくれるはずです。
ポイントはフォローを入れることです。
「気持はうれしい、ありがとう」
「今日は来てくれてありがとう、店外はできないけど精一杯サービスするね」
など上手にフォローを入れて断りましょう。
稀に風俗嬢には本番を求めても大丈夫だって勘違いしているお客様もいます。
普通に考えてサービス範囲外のことをしようっておかしいですよね?
そのような困った場合には
「そういう行為はできません、お店に連絡します。」
と毅然とした態度で伝えれば引き下がってくれるでしょう。
それでもダメならスタッフに連絡しちゃいましょう。
すぐにスタッフが対処してくれますので安心して下さい。
風俗で働いていると店外デートに誘われることは多々ありますが、風俗嬢と風俗客という関係は風俗店を介してのみ成立します。
その関係を壊し風俗嬢と風俗客のみで会えばトラブルの原因になり得ますし、金銭などの報酬を受け取っていれば売春行為で犯罪です。
目先の利益に囚われてはいけません。
目的は種々様々ですが、風俗で働く理由はお金の為です。
風俗店とはリスクを回避し安心・安全にお金を稼ぐための保険のようなものと考えてもいいのかもしれません。
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