職歴０から始める風俗嬢の就職活動〜履歴書の作り方付き

お困り編

2018/06/25

風俗嬢という仕事は同年代の一般職の会社員と比べると、とても高給な仕事です。

しかし、この仕事は一生続けられるわけではありません（もちろん、そういう人もいますがごく一部ですよね？）。

また、保険加入や世間の目など将来に対し不安を感じるなんてことも……。

そろそろ昼職へ転職しようかな〜、そんな風に考えることって風俗嬢あるあるですよね。

さて、いざ昼職への転職となりますと履歴書や職歴が必要になってきます。

ここで困ってしまう女性って結構多いんです。

特に風俗の専業歴が長ければ長いほど空白期間が生まれてしまっていますから。

そこで、今回のコラムは風俗嬢の昼職への転職についてです。

一般企業のOLへの転職をモデルケースに職歴の書き方や、就業前の過ごし方などを解説していきます。

職歴０から始める風俗嬢の就職活動〜履歴書の作り方付き

1. 職歴は何を書けばいいの？
2. 昼職への準備
3. 就職しないほうがいいんじゃ……？
4. 別の道を……
5. まとめ

職歴は何を書けばいいの？

正直に風俗と書いてはいけません

まず、正直に書くという選択肢は外しましょう。

例えアナタが風俗は恥ずかしくないと考えていてもです。

残念なことにいまだ世間における風俗への偏見は根強いものがあります。

就職活動において不利になるケースがほとんどですので、風俗については伏せるようにしてください。

じゃあウソを書くの？

と思ったアナタ、半分正解です。

ただし、丸っきりのウソはいけません。

それではいざ突っ込まれたことを聞かれてしまうと、あやふな受け答えしかできず、あっさりウソが露見してしまいます。

ここでのコツは「自身の経験を少し変えたものにする」ということです。

例えば、風俗嬢としてリピータを獲得できていた経験があるのであれば、接客業や販売業をしていたことにしてしまうのです。

そうすれば面接の場でも顧客を掴むための方法について、その考え方や実行方法などを滞りなく説明できますよね。

ここでの経験は風俗以外でも構いません、過去のアルバイトの経験など内容について理解できているものであれば何でも大丈夫です。

空白にしてしまう

そんな語れる経験もないよ〜という方は、いっそのこと空白にしちゃえというのも一つの手です。

下手にウソの経験を語ってバレるよりは全然マシです。

とはいえ空白にしてしまうと当然、その期間について面接時に質問されてしまいますので、回答を用意しておく必要があります。

その場合にも、OK回答・NG回答というものがあります。

その例を紹介しましょう。

OKな例

・親の看病をしていた

・語学留学をしていた

・資格取得のため勉強をしていた

NGな例

・自分探しの旅をしていた

・ニートをしていた

なんとなく傾向が見えるのではないでしょうか？

「やむを得ない事情」や「自分を高めるための活動」であればOKとなりやすいです。

そういったものが見られず、娯楽や怠惰に費やしたように見える（実際はそうでなくても）空白期間は就職活動ではマイナスになりがちです。

自分の活動を振り返ってプラスになりそうなものを説明する準備をしておきましょう。

昼職への準備

さて、面接も乗り切り入社日を待ってめでたく昼職生活の始まり始まり……とはなりません、そんな甘くはありません。

いざ生活が始まって、ちょっと待って、きつい……とならないように、準備しておかなければいけないことがあります。

生活リズムを昼型に

今、夜型の生活をしているなら徐々に昼型に戻しておいた方がいいでしょう。

急に生活リズムを切り替えるの大変です。

夜型のまま朝起きられず遅刻を連発というのでは、周りのアナタを見る目が厳しくなってしまいます。

また、現在は自分の都合優先でスケジュールを組んでいる人が多いと思います。

遊びたいときに遊び、働きたいときに働き、休みたいときには休む。

そんな生活ができるのが風俗のいいところですしね。

ですが、昼職が始まると平日は9時〜18時勤務など会社優先のスケジュールで生活することになります。

規則正しい生活、体調管理を意識して生活リズムを改善していくようにしましょう。

金銭感覚のズレを戻す

未経験での入社では、おそらく初任給は20〜25万程度になります。

これまで毎月4、50万円以上稼いでいたような方は、今までのような感覚でお金を遣っているとあっという間に無くなってしまいます。

徐々に節制した生活を送る練習をしてください。

人間関係にも留意を

風俗でも色々な人間と関わりますが、お店の人を除けばお客さんとの１対１の人間関係が基本だったと思います。

イヤな客もNG客にすれば2度と会わなくてもよかったと思います。

就職するとなるとそうはいきません。

職場では同じ人と毎日、長時間、顔を合わせることになります。

イヤな同僚もNGにはできません。

そういった部分は大きく変わりますので、心構えは持っておいてください。

就職しないほうがいいんじゃ……？

え〜就職って大変なことばっかりじゃない、それならしない方が……って思った方もいるかもしれません。

いやいや、そんなことはありません。

就職にはお金では得られないメリットがたくさんあります。

それは職歴、社会経験、人脈、社会的地位、保険（健康保険、雇用保険、労災保険）などです。

特に大きい点としては保険が挙げられます。

例えば、風俗で働いていて体を壊してしまうと収入がなくなってしまいますが、会社で保険に入っていれば傷病手当や労災保険でフォローが効きます。

社会的地位と言ってしまうと少し大げさかもしれませんが、職業を聞かれることって生活しているとそこそこありますよね。

合コンや美容院での会話、果ては結婚の話になった場合なんかも。

そんなときに風俗とは言いづらいものですが、就職していればちゃんと説明できますしね。

でも、やっぱりお金が……という方はダブルワーク（掛け持ち）という方法もありますので、一度は就職を経験してみてはいかがでしょうか。

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別の道を……

ここまでは一般企業への就職をモデルケースに説明してきましたが、何もそれだけが転職ではありません。

というわけで、ここでは「別の道」について説明します。

もうしばらくお金を貯めて起業する

「せっかく風俗の世界に飛び込んだのだから業界で身に付けたスキルや人脈を活かしたい」

そう考える女性も増えているようです。

「やりたいことがあるから、それを目標にがんばる」という道もあると思います。

アイデアはあるけど起業や経営の方法が……という女性のために、風俗嬢のセカンドキャリアを支援する団体なども出てきているようです。

今いるお店でスタッフとして就職

近年は風俗業界でも女性スタッフが増えてきています。

働く女の子にとっても女性スタッフがいるのは安心感するというのが理由のようです。

店舗スタッフは風俗嬢のケアも大事な仕事です。

その点、同性の風俗経験者であれば、相手の気持ちも理解できる良い店舗スタッフになれそうですね。

いったん先送りにする

まだ迷っているのであれば、いったん先送りにするのも手です。

この場合は「期限を切る」や「バイトと掛け持ちする」などのルールを課した方がいいです。

ただ先送りにするだけでは、そのままずるずると続けるだけってことになってしまいがちです。

まとめ

さて、風俗嬢の昼職への転職について解説してきました。

なんとなく、転職はムリなんじゃ……って思ってた方もできるような気がしたのではないでしょうか？

風俗はずっと続けることは難しい職業です。

色んな理由で転職を考えている女性が多くいらっしゃると思います。

まずは自分の履歴書から作り始めてみてはいかがでしょうか。

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