かつてはその業界が使っていた隠語でも、時代が流れていくにつれて一般人の間でも浸透していった言葉がありますよね。たとえば、女子高生を表す「JK」も、かつては大型掲示板の2ちゃんねるで使われていた言葉でした。
このような業界用語は風俗にも数多く存在し、今となっては私たちが当たり前に使っている日常用語もたくさんあるのです。
そこで今回は、知っているとちょっと得する風俗由来の日常用語をご紹介いたします。
風俗嬢に一日お客様がつかない状態のことを「お茶をひく」と言います。江戸時代の吉原遊郭で誕生した言葉で、客がつかない遊女は一日中お茶葉を臼でひいて茶粉を作っていたのが語源。
今でもネットの掲示板などでは「お茶ひき嬢」と表現されることがあります。
お寿司屋さんで出てくるお茶は「あがり」と言いますが、実はこれも風俗が由来の言葉。お茶をひくのは遊女にとって縁起が良くない言葉のため、「お客が(座敷に)あがる」という縁起を担いで、お茶を「あがり」と呼ぶようになりました。
その名残が今もお寿司屋さんなどの料理店で受け継がれ、入れたての熱いお茶を「あがり」と呼んでいるのです。
一日に接客した人数を表す単位として、風俗では「1本」「2本」と「本」が使われています。これは遊郭にてお客様一人の滞在時間として、約30分で燃えつきる線香を使っていたため。
現在では時給制でなく歩合制の芸能界といった業種は、1本、2本と数えるようになりました。
お店を見るだけ見て何も買わないことを冷やかしと言いますが、これも遊郭が発祥の言葉。遊郭が現在の浅草に移転した際に、そこから近い隅田川には紙すき職人が多く、紙を水につけている暇な時間帯に、遊女をただ見て回ったと言われています。
そんな紙すき職人たちが知らずに声をかけてきた遊女に、「(紙を)冷やかしているのだ」と誘いを断っていたのが元です。
異性からモテるは漢字に直すと「持てる」になります。初めは何かを持つことができるという意味で使われていましたが、徐々に「持ちこたえられる」→「支えられる(支持される)」と意味が変化していきました。
その結果、遊女から支持される=女性にモテるという意味で使われるようになったのです。
キザは漢字に直すと「気障」となります。これは遊郭で使われていた「気障り」という言葉の略で、気持ちに差し障りがある言動をする客や遊女のことを「気障(キザ)」と表現するようになったと言われています。
もともと遊郭の言葉ですが、気取っている雰囲気の客に使っていたことから男性のことを差す言葉になりました。
現代で言えばぶりっ子にあたる「カマトト」も、遊女に対して使われた言葉です。「カマ」はかまぼこ、「トト」は赤ちゃん言葉で魚のことを意味しており、カマボコの原料が魚であるのを知らないふりをして、遊女が客に「カマボコはトトでできているの?」と聞いたのが始まり。
単純にうぶな女の子にも使われていましたが、今は純情ぶっている女性に対して使う言葉になっています。
誰かと約束をする際に、「♪~指切りげんまんハリセンボン飲ます、指切った」と歌いますよね。この指切りは遊女が好きになった客に誓いを建てる意味で、大切な小指の先を切ってプレゼントをするという風習があったため。爪や髪を送る方法もありましたが、指は一度切ると生えてこないパーツであることから、その人に対しての気持ちの強さを表していたと考えられています。
つまり、指切りげんまんの歌は約束を守らなかったら、げんまん(拳で一万回殴る)した上針を飲ませるという、約束の重要さを表す歌として伝えられています。
このように、私たちが普段口にする言葉の中にも、風俗由来の用語がたくさん隠れています。長い歴史を持つ吉原は、当時から周囲に大きな影響力を持っていたことがわかりますよね。
機会があれば、お客様との話のネタにしてみてはいかがでしょうか。
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