夏のパサパサ髪対策

夏のパサパサ髪対策

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お困り編
コラム 更新日時
2016/08/22
この記事は約729秒で読めます。

肌が乾燥している状態は、化粧ノリが悪くなったり肌荒れが起きたりと美容の大敵です。しかし、肌だけでなく髪もまた乾燥が続くことでパサパサと傷んだ髪になってしまうのです。どんなにきれいなメイクをしても髪の毛がパサパサだとげんなりして、自分のテンションもお客様からの評価も下がっていしまいますね。

一日に何度もシャワーを浴びているとどうしても濡れてしまい何度も乾かしてまた濡れての繰り返し・・・。なかなか丁寧にケアしてあげられないかもしれません。しかしちょっと濡れてしまった髪、普段のお風呂あがりの髪のケアに気を使うと格段にパサパサになる可能性は下がっていきます!

そこで今回は、刺激が多い夏だからこそ髪もケアしてツヤ髪を維持するための対策法をご紹介します。

夏のパサパサ髪対策
  1. 夏に髪が乾燥する原因は?
  2. 夏のパサパサ髪を防ぐための対処法は?
  3. 夏場にかぎらず、数年前のダメージが残っていることもある?

1. 夏に髪が乾燥する原因は?

紫外線によるもの

夏に髪が乾燥する理由の一つが毎日髪に浴びている大量の紫外線によるもの。髪の主成分はたんぱく質のケラチンです。紫外線による刺激を受けることで髪の表面にあるキューティクルが傷ついたり剥がれたりし、内部にあるケラチンのうるおいが失われてしまうのです。

このケラチンが不足すると、髪全体がパサパサになったり枝毛や切れ毛が出やすくなったりする原因になります。また、紫外線はメラニン色素を分解する作用もあるため、黒髪や茶髪が明るく赤茶けたような色になるので、余計に髪が傷んだような印象になってしまうケースもあります。

夏に髪が乾燥する原因は紫外線

皮脂や大量の汗

頭部は汗をかきやすく、皮脂の分泌も盛んな場所です。しかも髪が密集して生えているため、汗をかいても蒸発せずに頭皮が蒸れやすいのです。

この頭皮のベタつきにゴミやほこりが付着すると、毛穴に汚れを詰まらせてイヤな臭いが出るもとになってしまいがちです。毛穴が詰まっている状態が続くと将来的な抜け毛の原因にもなるため、夏以外でも頭皮の蒸れには注意しましょう。

自然乾燥している

夏場で暑いからといって生乾きの状態で髪を自然乾燥したりしていませんか?実は髪の毛はお風呂上りの濡れている状態が一番弱い状態になっています。

濡れると髪の表面のキューティクルが全開になり、簡単にすぐに傷つき痛んでしまいます。自然乾燥では濡れている時間が長く、どんどん傷が増えていきます。そして濡れている状態の髪をタオルでごしごし拭くと髪同士で摩擦が起こりそれだけでも思いっきり傷つけていることになります!

髪の毛はお風呂上りの濡れている状態が一番弱い状態

エアコンなどの冷気

冷房が効いている部屋で長時間過ごしていると、頭皮や髪の毛の水分が奪われて乾燥してしまいがちです。特に風俗嬢は窓を開けられないホテルの部屋で過ごすことも多く、エアコンの冷気を浴びる時間がとても長いので乾燥しやすいと言えます。

頭皮の乾燥は外部の刺激から守るために必要な皮脂まで乾いてしまうので、バリア機能が低下します。その結果、ちょっとした刺激でも切れ毛や枝毛が増えたり、パサパサがひどくなったりする原因となるのです。

2. 夏のパサパサ髪を防ぐための対処法は?

髪がパサついてうまくまとまらないと毎日のセットに時間がかかってしまいますよね。また、髪が傷んでいる状態はお客様に不衛生な印象を与えてしまいかねません。そのため、夏でもできるダメージ予防を心がけてきれいなツヤ髪を取り戻しましょう。

日中は帽子と洗い流さないトリートメントでガード

顔や腕には日焼け止めを塗っても髪へのダメージ対策をしていない女の子は多いのではないでしょうか。いつものヘアケアに洗い流さないタイプのトリートメントを追加しましょう。紫外線などのダメージから髪を守ってくれるほか、うるおいを閉じ込めるため乾燥による広がりを防ぐ効果がありますよ。

また、外に出て移動する場合は短時間でも帽子を被るようにしましょう。ヘアセットが崩れるのが嫌だという女の子は可愛らしい日傘を差すのもおすすめです。

正しい洗い方で髪を清潔に

一日中紫外線を浴びてホコリやゴミが付着した頭皮はダメージを受けて不衛生な状態になっています。仕事が終わった後はプレイ前後に浴びたシャワーとは別に必ず時間をかけて髪を洗いましょう。

まずはシャンプーをする前にお湯で髪全体をしっかりと濡らしてください。2分から3分ほどシャワーのみで頭皮をマッサージするように洗ってからシャンプーをすれば、髪についた汗や汚れをよりきれいに落とすことができます。

シャンプーは手で泡立てたものを髪につけていき、頭皮全体を上に持ち上げるようにして揉み込んで洗いましょう。お湯できれいにすすいだら仕上げとして冷水で洗うのがおすすめ。毛穴を引き締めるだけでなく、暑い夏はサッパリして気持ちがリフレッシュしますよ。

お風呂あがりの髪の乾かし方に気をつけよう

まずお風呂あがり直後は髪をタオルで挟むようにして水気を吸い取るイメージで優しく拭くことが大切です。タオルドライのあとはすぐのドライヤーで!と思いがちですがその前にドライヤーの熱から守ってくれる効果もあるヘアオイルをなじませます。市販の洗い流さないトリートメントなどで大丈夫です♪小さいものも売っているので鞄にひとつ入れておくとお店でも使えますね。

その後ドライヤーをしていくのですが、ここでも注意が必要です。急いで早く乾かさなきゃ!と思い間近で高温で乾かしてしまってはいませんか?

髪は熱でもダメージを受けて痛む原因となります。キューティクルの流れに逆らわないように頭頂部から下向きに20cmほど離して乾かすと良いです。8割ほど乾いたら冷風に切り替えてキューティクルを引き締めると艶が増すのでお勧めです!

就寝前にオイルでダメージヘアの回復をしよう

髪をしっかりと乾かしたらオイルトリートメントを髪全体に使って一日に受けたダメージを補修しましょう。特に紫外線から守る効果もあるモロッカンオイル、ヒマワリオイル配合のものがおすすめです。ダメージがひどい場合はオイルの成分を髪の奥まで浸透させるように、オイルパックで集中ケアをしてください。

オイルパックのやり方は以下の3ステップのみでOKです。

①髪全体を濡らす様に普段よりも少し多めにオイルを塗った後、ラップを頭に2~3周ほど巻き付けて頭を覆います。

②ラップの上から温めた蒸しタオルを巻き、15分から1時間ほど放置してください。

③パックが終わったらオイルのベタつきがとれるまでシャンプーをきれいに洗い流して完了です。

これを3日ほど続けると少しずつ髪にツヤが戻ってきます。毛穴にオイルが残ったままだと詰まりを起こす可能性があるので、地肌を中心にていねいにシャンプーしてくださいね。

3. 夏場にかぎらず、数年前のダメージが残っていることもある?

アイロンやコテなどでも一度痛めてしまっているダメージは蓄積して日に日に痛みやすくパサパサになりやすい髪になっていきます。多少違いはありますが人間の髪は平均一か月で約1~1.5cm一年で15cmほど伸びます。肩までのボブヘアーの方だと毛先の毛は約3年前に生えてきた毛になります。1年間ヘアカラーをしてなかったとしても2年前にしたヘアカラーのダメージは毛先に残っている計算です。ロングヘアーの方だと6年も前の毛が残っていることになります!そう考えるとどのくらいダメージを与えてきたかがわかりやすいですね。

毛先を切って伸ばしてを繰り返しダメージを与えないように気を付けて長い期間頑張って完全に美しいつやつやヘアーを手に入れられることになります。美容室に行ったときに美容師さんに相談すると、自分ではいまいちわからなかった今の髪がどんな状態か教えてくれるはずなので、相談に乗ってもらいながらつやつやヘアーを目指しましょう!

夏に受ける紫外線は肌だけでなく髪にも多くのダメージを与えています。またお風呂あがりのケアの仕方によってもダメージになってしまうこともあります。

そのままにしておくと、乾燥や抜け毛、切れ毛などの毛髪トラブルの原因になってしまうため、普段から刺激を防ぐヘアケアを心がけましょう。夏でも乾燥対策を忘れずに、魅力あるツヤ髪を手に入れたいですね。

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